2012年10月24日水曜日

次に感違いしそうな、UX、UIとコンテンツについて。

allWebクリエイター塾をはじめ、SwapSkillsでは考え方、概念、背景を大切にして教育しています。ある方からはこれらの知識がなくてもサイト制作ができる。と言われましたが 教育の立場でその場だけのスキルを教えることに趣をおいていません。そのような制作方法は誰にでもでき、且つ安い下請け業になりえるからです。

同じサイト制作においても、戦略的で効果の上がる制作ができればそこに価値が生まれると考えています。しかし、これらの考え方はなかなか浸透せず、目先のスキルだけができるようになりたいと思う方が多くいることも事実です。自分が今作ったサイトは先生のコードを見ながら作れた。初めて作れたことに喜びも感じることができるでしょう。しかし、次に思ったことと違うトラブルが発生した際にそのトラブルを解消する力はないと思います。CSSの仕様を理解する勉強方法でないと頭には入らないでしょうし、いつまで経っても自力でサイトを作ることはできないのです。

このように自分の頭で理解することが大切になります。ただ、もうひとつ重要なことがあります。それは柔軟な考えを持つということです。自分の考えに固執してはなりません。 人間は成功体験を経験するとその考え方に縛られる傾向があります。 Webの業界では特にスマートフォン時代になった2年ほど前にアップルのスローガン「Think different」についてご紹介し、新しい考えが生まれる時、考え方を変えなければなりません。とご紹介させていただきました。

2012年10月23日火曜日

コンテンツの戦略とコンテンツの見せ方

コンテンツをマーケティングに活かす

コンテンツマーケティング、コンテンツストラテジーなどとWeb業界でもコンテンツにフォーカスした内容が盛り込み始めました。SwapSkills Doubbble「OneWeb2012」のセッションでも AQの佐々木さんが「One Webにする前に、コンテンツについて見直そう!」というテーマでセッションを繰り広げていただきました。佐々木さんの内容は感銘を受けることが多く、考え方として凄く参考にさせていただきました。ブログでもレポートを記載していますのでぜひ読んでみてください。

コンテンツと一言で言っても音楽、動画、ゲーム、アプリなど様々なものがありますが、ここでのコンテンツはテキストや画像、Webサイト上で表現するものを指します。

佐々木さんがいうコンテンツは、モバリティ(移動性)が今後のポイントになるとのことですが、私はもう一つポイントを加えるとするならば「パーソナル性が増した」ように感じます。一昔前の一家に一台のテレビ時代にはTVチャンネルを奪ったものです。私も子供の頃、母のNHK大河ドラマの時間帯は面白くありませんでした。しかし、スマートフォンで読むコンテンツ、タブレットで見るコンテンツは全て一人で楽しむためのコンテンツです。

このようにパーソナル化が進行すれば、そのパーソナルごとにコンテンツを作る必要があると言えます。もちろん、 企業は一人のためだけにコンテンツを提供することは難しいので、セグメントをきってターゲティングを行います。 企業側はこれを理解して、同じ情報でもターゲティングによってコンテンツの見せ方を変える必要がでてきていると言えます。