2012年4月9日月曜日

「ビッグデータ」と「傾聴」

NHKでも話題になった「ビッグデータ」はご存知だろうか?


NHKでニュースになったビックデーター。ご存知でしょうか?
IT企業に勤めていれば知っているはずのことですが、言葉として認識がない方もいらっしゃるかも知れません。ビックデーターとは、ユーザーが検索したワードや訪れたページをみて広告展開やサービス開発に役立たせるというデーターのことを言います。


ニュースになった理由は、これらの仕組みが今後マーケティングにおいて重要。そこで、分析する人材育成を大手企業が初めているといったものでした。(ニュース記事

「ビッグデータ」について考えてみた


素人ではありますが、ビックデーターについて考えてみました。そこで思ったことが2つあります。

1)「感情」を扱うサービスは、ビックデーターには不向き
2)結果、サザエさんに出てくる 三河屋の三郎さん がゴール


例えば、家を建てたいと思っているヒトがいるとします。
建築会社は山とあり、どこを選ぶのかは千差万別。ビックデーターを利用して選ばれるケースもあるかも知れませんが、家はヒトが作り出すものですから、会社の方針や人柄で選ぶケースが多くありデーターだけの算出では計算されないのではないか?と感じています。

つまり、感情のあるものをサービスとしているものは、例え家というモノであっても分析ではないと感じています。


ただ、ビックデーター利用できる点としては Amazonのレコメンド(おすすめ)のような広告は可能になると思います。

家を購入した後には、家電、家具、引っ越し、結婚など連想されるものがでてきます。そして、好みなどを分析しておすすめするなどのことは可能になると思います。

その目指すところは、漫画サザエさんに出てくる酒屋(三河屋)のサブちゃん(三郎)になるのだと思います。頃合いの良いころに良いレコメンドをする。これが究極ですが、これも一旦ミスをおかすと大変なことになります。いらないものを売りつける営業マンというレッテルを貼られてしまうからです。

ビックデーターを扱うのも人間なので、その辺りのチューニングは心がけないといけないのだと感じました。


ビックデーターの中にはソーシャルメディアのデーターも入っているべき


つまり、ビックデーターの中にはソーシャルメディアのデーターも活かされると「営業マンお断り」のレッテルを貼られないようになるのではないかと感じます。

ソーシャルメディアからのユーザーの生の声のデーターをどう活かすか!を知るというのはとっても重要なことであると感じています。

そういった意味でもソーシャルメディアの力の凄さは感じ、ユーザーの声を聞くという「傾聴」はとっても重要なのです。

ソーシャルメディアの部署はどの企業でも作られ、拡大している


特にIT企業は、ソーシャルメディアやスマートフォン部門が立ち上がっていると聞きますが、一般企業でも対コンシューマー向けの企業は上記2つの部署を立ち上げているようです。特にソーシャルメディアは、昨年から規模を拡大させている企業が多いようです。それだけマーケティングにおいて無視できない領域になっています。


4/22に、Web担当者Forum共催でSwapSkillsDoubbble(4)「傾聴」を開催します



【イベント名】『成功するWebサイト戦略手法 ゲーミフィケーション/ゲームニクス』
【日時】 2012年4月22日(日)13:15 ~ 17:00(13:00開場)
【会場】 きゅりあん
【講演者】
     萩原 雅之(トランスコスモス株式会社)
     井出 一誠(株式会社ガイアックス)
     武田 隆(株式会社エイベック研究所)
【参加費】  6,600円
【定員】 200名
【twitter タグ】 #swapskills_w
【詳細ページ】 http://swapskills.info/doubbble/04.html

SwapSkills doubbble vol.04|ソーシャルメディア コミュニケーション リスニング


新年度になり部署の統合や新規で部署移動などもあると思いますので、ソーシャルメディアの基本である「傾聴」に関してぜひマーケティングに関わる、広告、宣伝、広報のご担当者の方にはぜひともご参加いただきたいと感じています。

傾聴の基本についてはWeb担当者Forumで、ご登壇いただく井出さんに寄稿していただきましたので参考にしてください。