Facebookなどのソーシャルプラットフォームの普及によってOGPがかなり注目されています。そのメリットはすでにたくさんのブログでも紹介されていますのでぜひ参考にしていただき、ここでは、大雑把に" OGP(Open Graph Protocol:オープングラフプロトコル)をの事を、ソーシャル(社会的な友好)関係表現する規格でHTMLのmetaに記述させるもの”とさせてください。
以下、とても参考になるリンクです。
- Facebook Open Graph ProtocolとセマンティックWebの進化を探る
- 次世代SEO「セマンティックウェブ」と Facebook OGP
- フェイスブック、ミクシィ、グリーで使われている OGP (Open Graph Protocol) とは何か
- SEOの2倍アクセスを稼ぐFacebook活用術 「いいね!」ボタンと「OGP」の設定方法を超解説
私自身も Open Graph (ソーシャルグラフ=人の関係、信頼を表現したもの)は流入もコンバージョン率も高くなり有効だと考えています。ただ、その一方でセマンティクス化するためにOGPにだけ対応すれば良い、それだけで安心をしていても良くないと考えています。Webがより進化していく方向を見据えて構えておく必要があると思います。
以下は私が推測する近未来の出来事です。
先日米国で発売された iPhone 4S に搭載された音声アシスタント機能「Siri」は人工知能が入っています。
例えば、あなたが「あしたはあめかな?」と「Siri」に質問をしたとします。
「Siri」は文脈から「明日は****です」と教えてくれます。
日本語の「あめ」には、 雨/飴という意味がありますが、人工知能を持った「Siri」は明日というキーワードから天気の事だと推測して解答をだしているのです。
>上記内容は「Siriから始まる未来のコミュニケーションデザイン」を参照ください。
このようにWebでの検索方法が音声入力になっていくのではないかと考えています。そして思い出していただきたいのが、OGPは現段階としてmetaにしかデーターを埋め込む事しかできないという事です。1ページ1データーという考え方になっています。
ただ、検索の場合どうしても文中の言語に対して検索したい場合が多くありOGPだけでは役不足で、他のセマンティック言語が必要になってくるでしょう。
また、セマンティックスが普及されれば言葉が情報となり、また新しい仕組みが進化していくのではないかと思われます。
そういった意味でもOGPだけでなく、今後は進化を見据え広い意味でのセマンティックスに注目していただきたいと考えています。
>参考情報「セマンティックWeb技術で表示を個人化するディスプレイ–umaが$1.1Mを調達」